幹事会議事録
                       事務局 猪股昭逸


   第20回詰将棋全国大会幹事会議事録

日時;2004年7月17日(土)午後5時〜午後7時
場所;ホテル札幌会館平安の間
出席者;門脇、柳田、近藤、服部、金子、八尋、北村、藤澤、水上、猪股
    以上10名(欠席 岡田、吉田、磯田、佐藤)
    他に加藤徹さん他七名がオブザーバー参加

1.門脇会長より今回の開催に当り、北海道将棋連盟、北村氏をはじめとする
 大会幹事に感謝の言葉があった。柳田副会長を議長に指名して議事に入った。
2.議事経過
 @幹事改選の件
  今回、吉田幹事(関西担当)より辞任の申し入れがあり、それを認める
  と共に替わりに関西地区より推薦のあった平井孝雄氏を幹事(関西担当)
  として満場一致で決定。
 A組織会則問題
  昨年からの進捗はなく、現在は白紙状態である旨の報告があったが、
  各委員より活発な発言があった。その結果、このまま先送りにすれば何
  も決まらない今までの繰り返しになる、との意見から次の事を決定した。
  ・本来の会則を再確認すると共に、以前提案(2002.7.20付)の会則案
   の再検討を進める。
  ・金子幹事にはその討議の中心となってもらい再提案してもらう。
  ・討議には今利用がイマイチなMLを活用しその活性化も図る。
 B各委員会報告
 《看寿賞》(資料あり)
  この一年活動してみて、一般推薦の数が伸びず、その機能が充分に果
  たされてない、等現在いくつかの問題点がある。それらに対する変更案
  があるがさらに検討を重ねていきたい。また、ネット作品のエントリー
  については来年も認めない。理由は、発表場所としての認知度がまだ低い。
  多くの人が見られるとは言えず、完全性や類似指摘など問題が多い。
  雑誌、書籍と違って記録性がない。(HPが閉鎖されると残らない。)
  以上から、現状ではミニコミ誌と同様に判断する。
 《書籍部》(資料あり)
  書籍部としてこの一年「古図式総覧」の増刷、「おくろう記」「千夜一 
  夜」の出版をてがけた。また書籍斡旋も行ってきた。スタートとしてはま
  ずまずの結果になったが、本来の出版方針では問題も残されており今後の
  検討課題である。
 《DB》(資料あり)
  販売を開始して7年が経過しており、今回、今迄のまとめの経過報告が
  なされた。最終的に約130万円の利益が委員会にキープされている。
  DBは貴重な文化的遺産であり、その内容を整備する意味で様々な意見
  を集約する窓口が欲しい、ということでデータベース委員会へ集約し、
  担当、整備方法等は今後内容を見て検討することで決定した。
 《段級位認定》(資料あり)
  今年度申請者は合計10名になった旨の報告と新しい「段級位認定規約」
  を現在検討中との報告があった。申請を増やす為にもHPを活用して今ま
  での段位取得者を紹介するなどPRが必要ということで実施する。又、申
  請がしやすいように、規約検討の中に生かしていくことで決定した。
 《IT》
  HPへ原稿を依頼している段階である、との報告があった。アクセスは現
  在増加中であり、更に整備を図りHPの維持管理を進めて行く。メーリン
  グリストの活用はもうひとつ、という段階であり活用を図る。
 《規約》
  一般公募者を加えて検討中であるが難しいテーマである。以前の川崎試案
  の処理の問題もあり、今後鋭意検討を重ねていく。
 《詰棋書保存》
  今回不参加の為、事務局宛の活動経過報告メールが報告された。
  現在「詰棋書総目録」を作成中であるが、その数の多さと正確性を求め
  ための修正作業に追われている。
 C会計報告(資料あり)
  一部(段級位、読売)収入が事務手続きにより翌年回しになった旨の断り
  があり、報告としては問題なく了承された。また佐藤監査役の適正である
  との監査報告書も紹介された。
 Dその他
 ・DBを看寿賞の景品にしては・・・。看寿賞の重み付けの意味でも該当者
  全員に、という意見もあったが、そこまではせず、希望者への景品とする
  ことで決まった。
 ・パラ誌の無料配布
  門脇会長より詰パラの普及拡販の意味で提案があった。内容は様々な将棋
  大会の中、特に小中学生大会などで最新号のパラを無料配布し認知向上を
  計る。これはパラ編集部が本来すべきこと・・、の意見もあったが、今回
  は「テスト実施」として数回共同でしかるべき大会でやってみることで承
  認決定された。増刷の為の費用は全詰連も負担する。

3.以上の議事を経て議長の閉会宣言を以って終了した。

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